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優しい心

ある有名な話をプリントアウトしてずっと机の中にしまってあります。

人を傷つけそうになった時、それを読み返す。


それは東京ディズニーランドの話。

若い夫婦がレストランにやってきました。ウェイターはカップル席に案内します。すると、夫婦はお子様ランチを2つオーダーする。【失礼ですが、大人の方にはボリュームがないと思いますが・・】いたって普通の対応をするウェイター。夫婦は何とも言えない悲しい顔をして黙ってしまいます。【あの、失礼ですが何かお子様ランチをオーダーされる特別な事情がおありでしょうか。】ウェイターの問いかけに奥さんは答えます。【産まれて間もなく亡くなった子共が居まして、その子に食べさせてあげられなかったお子様ランチを食べてみたかったのです】若い夫婦はなかなか子宝に恵まれず、ようやく産まれた待望の子供をすぐに亡くし傷心の日々を送っていたのです。今日はその子の誕生日で、長年の夢であった家族でのディズニーランド旅行に来ていたのです。ウェイターは事情を理解します。【失礼いたしました。お客さま、ご案内する席を間違えておりました。こちらの席に移動していただけますか】と二人をファミリー席に案内し、イスの一つを子供用のイスにかえました。そしてあたかも子供が居るかのように【お子様はこちらですよ】と案内しました。【ご注文はお子さまランチを3つですね。すぐにお持ちします】と残し、3人分のお子さまランチをテーブルに並べたそうです。二人は泣きながらそれを食べました。

後日、手紙が届きます。

先日、TDLに来てとってもすばらしい体験をしました。子供の一年目の命日にTDLに来たんですが、幸せそうな家族に囲まれてとっても辛かった。レストランに 入った時にお子さまランチを注文してそれを出してくれたときも、こんなおいしいお子さまランチをあの子にも食べ させてあげたかった。何もしてあげられないうちにあの子 は亡くなってしまった。と自分達を責めていました。でも、お子さまランチを泣きながら食べたとき、あの子は私たちを親として選んで産まれてきてくれたんだ。亡くなったのは悲しいけれど、産まれてきてくれたことに心からありがとうって言いたい。そしてそのことを気付か せてくれたTDLのサービスに心から感謝します。あの子が亡くなってからその悲しみで、死んだように生きていた自分達はあの日、生まれ変わりました。いつかきっとあの子の弟か妹をTDLに連れてきてお子さまランチを家族みんなで食べたいと思います。本当にありがとうございます。」


ウェイターは手紙を受け取り、号泣した。
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No title

TDLに関する心温まる体験談って、多いですよね。
「ここは夢の国である」というのが大前提であるとはいえ、そのウェイターさんにしろ他の方にしろ、やはり各人の人柄が素晴らしいからできる事なんだろうと思います。

相手の気持ちをくみ取って、さらにそれを行動に移す。
なかなかできる事じゃないですもんね。

アタシも人の気持ちをちゃんと考えて行動できる人になりたいなーと更に思いました。
アタシの場合は、まずドンカン(人の言葉を額面通りに受け取っちゃう)な所から治さなきゃいけないんですがね(笑)

No title

こんばんは

>まずドンカン(人の言葉を額面通りに受け取っちゃう)

本当はそれを直すというのもおかしな話なんですけどね。
ぼくはそんなさかなさんが好きです。
建前とかそういうのがない世界になればいいのに。

僕も、あんまり人を疑ってかからないので、「そうか。」とバカ正直に受けとってしまいます。詐欺にコロっとダマされる人種と思います。

ちょっと初対面が気さくだと、あっ良い人だなって思っちゃいませんか?ww

No title

良い人だなって思っちゃう(笑)
あるあるwwですよ、ええ。

お互い、悪い人に騙されないように気をつけて生きて行きましょうね(笑)

No title

そうですね。気をつけましょうww
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